
秋田市「土崎港曳山まつり」の魅力とは?
駐車場・見どころ・地域に息づく生き方を紹介します。
毎年7月20日・21日に開催

秋田の夏を代表する伝統の祭りです。
秋田県秋田市の北部、土崎(つちざき)地区で毎年7月20日・21日に開催される「土崎港曳山まつり」。
300年以上の歴史を誇る伝統行事です。
国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つ。
土崎の総鎮守として崇敬されてきた土崎神明社の例祭であり、「土崎港曳山まつり」とも呼ばれ多くの人々に親しまれています。
曳山行事の本番は7月20日・21日ですが、前後の期間には様々な神事が行われ、土崎の人々には欠かすことのできない、地域に根付いた祭り行事です。
かつては、大阪と北海道を結ぶ北前船(きたまえぶね)の主要な寄港地で、日本海に面しています。
巨大な貿易拠点、人と文化の交流の節点でした。
奈良・平安時代には、最北の地方官庁が秋田城に置かれ、古代から政治・軍事・文化の中心地です。
土崎港曳山まつりの特徴

1)曳山
祭りでは約20台前後の曳山が町を練り歩きますが、
最大の特徴は、曳山の表と裏で異なる表情を楽しめることです。
表側には勇壮な武者人形や歴史の名場面、
裏側には、その年の世相をユーモアたっぷりに風刺した「見返し」があります。

2)「ジョヤサ!」の掛け声と港ばやし
港町に歌、太鼓、鉦の音色、そして若者の「ジョヤサ!」の歓声が響き渡り、若者の熱気と風情を同時に味わうことができます。
迫力だけでなく、笑いや時代を映す文化も楽しめるのが土崎港曳山まつりならではの魅力です。
おススメの見学場所

見所は多いですが、あまり歩きたくない観光客向けにはズバリ、7月21日、本町通り、祭りの総合案内のある交差点がおススメ。
各町内の山車が次々に通り、合間には手踊りが披露されます。
じっくり見るなら、折りたたみ椅子に座るのがいいでしょう。日傘は禁止なので、帽子と飲み物、軽食の用意を。また、簡単な雨対策も。
山車は、停車中にじっくり見ることができます。
ただし、山車が動き出すと道幅いっぱいに若者がうねりますので、くれぐれもけがをしないように注意を。

出典:公式ホームページ⇒https://tutizaki-hikiyama.com/
■ 主な日程 ■
20日は、朝から各町内の曳山が神社を参拝(「郷社参り」)し、午後6時からは土崎神明社で「宵宮祭」が行われます。
21日は早朝から「奉幣神事」「例大祭」「御旅所祭」などの神事が続きます。曳山は「御旅所祭」の後、「御幸曳山」「戻り曳山」と続き、土崎は大いに賑わいます。
そして、祭りが終わった翌日の22日には曳山は解体されます。
踊り手による演技が美しい

曳山は一定のコースを通りますが、所々で各町内の女性演舞者による手踊りが行われます。
なかには傘や手拭いを使い演技を競います。秋田音頭などの曲に乗って流麗な踊りを披露します。
踊りの会場は、大きな交差点などですが、ほかの場所でも踊りがあります。
公式の駐車場は4カ所

公式な祭り専用駐車場は2026年は4カ所あります。
またJR土崎駅からは徒歩約10分と近いです。
■おすすめの公式駐車場(基本無料)
1,秋田市土崎みなと歴史伝承館
https://tuchizaki.com/
28台(障がい者用2台)
ユネスコ無形文化遺産に登録された「土崎神明社祭の曳山行事」や「土崎空襲」、「北前船」などについて展示しています。
駐車場無料・入館無料です。
2,道の駅あきた港
秋田港でお土産が揃う施設|道の駅あきた港ポートタワー・セリオン【公式】
https://www.selion-akita.com/
約250台駐車可能
3,秋田港クルーズターミナル
(秋田市土崎港西一丁目13 )
いつもはクルーズ船が立ち寄るターミナルで観光バスの乗降場(32台)ですが、まつり期間中は個人の駐車が可能です。
4,土崎イオン跡地臨時駐車場
駐車場と駅からは基本的に徒歩で会場に向かいます。
屋台が多く出店していますが、飲み物や軽食などは事前にスーパーなどで入手しておくのが懸命です。
もちろん、多くの出店が出ていますので、まつり気分を味わうのもいいでしょう。
歩きやすい服装と、熱中症予防を。
当日、会場周辺は交通規制が行われるため時間に余裕を持って行動するのがおすすめです。
車で行くとすれば、「新国道」と「国道7号」は4車線(片側2車線)なので渋滞はないでしょう。
祭りが教えてくれる「生き方」

土崎港曳山まつりは、ただの観光イベントではありません。
各町内ごとに曳山を制作し、子どもから大人まで世代を超えて力を合わせます。
祭りを通して受け継がれているのは、
地域を大切にする心
仲間と協力する喜び
伝統を未来へつなぐ責任
華やかな曳山の裏側には、多くの人の努力と地域への誇りがあります。
魅力を五感で楽しむ

実際に訪れると(写真はすべて昨年2025年の撮影です)
武者人形の迫力
木製車輪のきしむ音
港ばやしのリズム
夜に浮かび上がる幻想的な曳山
地域の人々の温かいおもてなし
五感で祭りを楽しむことができます。
一度訪れると「また来年も見たい」と思わせる魅力があり、秋田の夏を代表する祭りとして多くの人に愛されています。
まとめ

土崎港曳山まつりは、歴史・文化・地域の絆が詰まった秋田市自慢の伝統行事です。
迫力ある曳山や港ばやしを楽しむだけでなく、地域を大切にする人々の生き方にも触れられる祭りです。
秋田を訪れるなら、ぜひ一度その熱気と感動を体験してみてください。
「土崎港曳山まつり」の公式ホームページ⇒
https://tutizaki-hikiyama.com/
秋田市土崎みなと歴史伝承館
https://tuchizaki.com/
では、曳山の魅力が解説されています。