
秋田県羽後町(うごまち)の「西馬音内(にしもない)盆踊り」は、約700年の歴史を持つ伝統的なお祭りです。
毎年 8月16 日から 18日の3日間開催され、国の重要無形民俗文化財です。
美しい踊りと衣装、そして囃子が独特で、日本三大盆踊りの一つ。
日常を忘れるような幻想的な世界へ、あなたを案内します。
開催日時と場所

▽期日/8月16日(日)~18日(火)
▽時間/19:30~22:30、
18日最終日は23:00まで
※前半は子供が中心の踊り。大人の踊り手は21時以降に揃います。
▽会 場/西馬音内本町通り
▽交通規制/16:00~23:30(※18日のみ24:00まで)
▽駐車料金/乗用車1,000円 バイク500円
▽公式ホームページ
https://ugokanko.com/nishimonaibonodori2026/
(羽後町観光物産協会)
羽後町への交通アクセス
羽後町は秋田県南部の内陸に位置し、横手市、湯沢市、由利本荘市と接しています。
最寄りの駅はJR湯沢駅(奥羽本線)、最寄りのインターチェンジは湯沢IC(湯沢横手道路)です。
湯沢市内からは羽後交通の路線バス(西馬音内線)が通っています。
近くには「道の駅 うご」もあり、お買い物も楽しめます。
夏の夜風を感じながら、笛や太鼓の音色に耳を傾けてみませんか。まるでタイムスリップをしたような、特別な時間を体験できます。
公式HPによる交通アクセス案内はこちら
https://www.town.ugo.lg.jp/sightseeing/detail.html?id=1957&category_id=45
席の当日販売あり(予約席はすべて完売)

予約席は6月頃にすべて完売。
当日の席の販売はあります。
予約席の外側からは自由に無料で観覧できます(椅子の持ち込みは禁止)。
【令和8年西馬音内盆踊り当日販売券について】
▽当日販売(各日午後4時から、売り切れ次第販売終了)
当日、観覧席や仕切台席の販売を行います。販売場所は西馬音内盆踊り会館奥特設販売所(※図書館入口からの入場が便利)
・お席の種類/値段
:①観覧席(ひな壇席・パイプ椅子席) ¥3,000/1席
:②仕切台(長椅子3人掛け) ¥7,000/1本(ばら売り不可)
・販売方法:先着順にて販売。お支払いは現金のみとなります。
「有料観覧席 当日販売」PDFファイル
魅力その1、流麗な踊りと勇壮な囃子

踊りの起源は、
(1)今から700 年以上前に源親という修行僧が広めたとされる「豊作祈願の踊り」
(2)約 400 年前に山形城主最上氏との戦いで滅んだ西馬音内城主・小野寺一族を偲び、家臣たちが踊った「盆供養の踊り」
この2つが融合したようです。
そのため、リズムと衣装も複合した豊かさがあります。
音楽は2種類あり、ゆっくりとした「音頭(おんど)」と、少しテンポの早い「がんけ(雁木)」です。歌詞もちがっていて、そこが盆踊りの豊かさを生み出しているといえるでしょう。
先祖代々伝えられた美しい衣装に、編み笠を深くかぶって踊る姿は、バレエや歌舞伎に劣らない流麗さを感じます。
宵闇が深くなるにつれて、篝火のはじける音も混じり、幽玄な世界が繰り広げられます。
祖霊たちを送る盆の8月16日。出羽の山並みに日が沈むころ、 羽後町(うごまち)西馬音内(にしもない)に寄せ太鼓の囃子が鳴り響きます。
やがて、細い路地から一人一人と着飾った子供たちと親が現れます。
町の内外から踊りの練習を積み重ねた踊り手も入り混じり、篝火のたかれた本町通りの輪に加わり、3日間にわたる盆踊りが幕を開けます。
魅力その2、衣装の華やかさと豊かさ

彦三頭巾の踊り手
西馬音内盆踊りの魅力を高めているのは、色鮮やかな衣装にあります。
踊り子の衣装は、「端縫い(はぬい)」と「藍染め」、そして顔を隠す不思議な「彦三(ひこさ)頭巾」です。
「端縫い」は、親や先祖から受け継がれた、古い着物の切れ端を縫い合わせた衣装。色鮮やかで、見る人の目を奪います。
「藍染め」は、藍(あい)で染めた深い青色の着物で、涼しげで大人の魅力があります。
いずれも編み笠を深く被っています。
そして「彦三頭巾」。黒い頭巾を手ぬぐいで縛り、目だけ出します。あの世から帰ってきた「亡者」の姿を表しているとも。
子供達は顔を出しますが、大人はいずれも顔が見えないため、ミステリアスでとても幻想的です。
歴史と変遷

およそ700年前に始まったとされる西馬音内盆踊り。
1935年の東京での始めての公演をきっかけに形式が整えられ、1981年には高い芸術性を有する文化として国の重要無形民俗文化財に指定。2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
「西馬音内盆踊り保存会」が踊りの継承と普及につとめています。
また第3土曜日(1月、8月を除く)には一般の方向けの練習会が盆踊り会館で開かれています。
櫓の上で奏でられる勇壮な囃子と野趣に満ちた歌声が佳境に入るにつれ、踊りの輪も広がっていきます。
しなやかな手振りと足運びが織り成す魅惑の曲線美。豊かな実りを願い、祖霊たちと一体となり、一心不乱に踊り続けます。 囃子方、踊り手、篝火が繰り広げる夢幻の世界に10万人の観客が酔いしれます。
駐車料金

盆踊り期間中は、町役場敷地内などの会場周辺(徒歩3分~10分圏内)に臨時駐車場を設けています。
「ご利用にあたっては、環境整備協力金として乗用車1台につき1,000円のご負担をお願いしています」。
▽交通規制/16:00~23:30(※18日のみ24:00まで)
▽駐車料金/乗用車1,000円 バイク500円
詳細は公式ホームページ内「交通・駐車場」のQ3.をご確認ください。)
▽公式ホームページ
https://ugokanko.com/nishimonaibonodori2026/
(羽後町観光物産協会)
公式パンフレット(PDFファイル)
https://www.town.ugo.lg.jp/uploads/user/kankou/File/pdf/R3%E8%A5%BF%E9%A6%AC%E9%9F%B3%E5%86%85%E7%9B%86%E8%B8%8A%E3%82%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88.pdf
音頭の歌詞が分かれば楽しみ100倍

踊りで歌われる囃子には
寄せ太鼓、音頭、とり音頭、がんけ
の4つの曲目があります。
楽器は、大太鼓、小太鼓、鼓(つづみ)、鉦(かね)、笛、三味線の6種類。
これに音頭「地口(じぐち)」、がんけ「甚句」が加わります。歌の内容が分かれば、楽しみが増すことでしょう。
公式HPで公表されている歌詞のいくつかを紹介します。
〽時勢はどうでも 世間はなんでも
踊りこ 踊たんせ
日本開闢(かいびゃく)
天の岩戸も 踊りで夜が明け た
〽踊るて跳ねるて 若いうちだよ
おらよに年ゆけば
なんぼ上手に 踊てみせだて
誰もみる人ねえ
〽今宵ひと夜は負けずに踊れ
オジャレ 篝火消ゆるまで
〽月は更けゆく踊りは冴える
雲井はるかに雁の声
お問い合わせ
みらい産業交流課 観光交流班
〒012-1131 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野177
電話:0183-62-2111 内線:223 – 225 FAX:0183-62-2120
期間中の西馬音内盆踊り交流会(無料)
生のお囃子による西馬音内盆踊りの実演と歴史や文化の紹介。踊りの体験もできます。
期日/8月16日~18日
時間/14:30~16:00
場所/コミュニティーセンター 町民ホール
※コミュニティーセンターでは、昔語り口演や藍染展、絵画展なども開催します。